- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

政府は22日、デジタル市場競争会議の作業部会を開き、インターネット広告を巡る規制の在り方を議論した。巨大IT企業の影響力が強まる中、広告配信を巡る透明性の確保や、広告主らが持つ取引上の懸念払拭(ふっしょく)に向けた規制案を示した。広告市場の健全性を担保するための考え方をさらに整理し、3月にも最終報告をまとめる方針だ。
ネット広告を巡っては、公正取引委員会が17日に利用目的の説明が曖昧なまま取得した個人情報などを広告事業で使うことが、独禁法上の「優越的地位の乱用」に当たる恐れがあるとする報告書を発表した。今月1日に施行された巨大ITの規制新法の活用を含めて、ネット広告市場が健全に成長する環境整備を急ぐ。
この記事は有料記事です。
残り229文字(全文534文字)