シュロ知ってる? たわしストラップをガチャガチャ販売 和歌山

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館内のガチャガチャで販売している「たわしストラップ」=和歌山県海南市日方の海南市民交流施設で2021年1月29日午前10時57分、新宮達撮影
館内のガチャガチャで販売している「たわしストラップ」=和歌山県海南市日方の海南市民交流施設で2021年1月29日午前10時57分、新宮達撮影

 「地場産品のたわしのストラップを図書館のガチャガチャで販売?」と聞いて関心を持った。訪れたのは、和歌山県海南市日方にある図書館がメインの「海南市民交流施設(海南ノビノス)」。たわしストラップの原料は「シュロ」というヤシ科の高木で、かつて海南市東部や紀美野町などの山間部で取れ、全国有数の産地だったという。同施設はシュロの歴史を知ってもらおうと、たわしのサンプルや製造工程を紹介するパネル、関連書籍を並べたコーナーを設けていた。

 市教委や海南特産家庭用品協同組合によると、シュロの繊維は伸縮性や耐水性に優れ、たわしやほうき、縄に用いられてきたという。農家の副業の位置付けだったが、明治時代の日清・日露戦争を経て、軍需品としての需要が高まり、機械の導入などでシュロ産業が確立した。

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