コロナで少子化加速 出生数最少更新か 想定より10年前倒し

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 厚生労働省が22日発表した人口動態統計速報から、新型コロナウイルスの感染拡大が人口構造に与える影響が浮き彫りになった。今後も新型コロナは人々の生活様式や経済状況に大きな変化をもたらすことが予想されるため、少子高齢化を一層加速させる可能性が高い。

 2020年の出生数(確定値)は前年を大きく下回る83万~84万人台となる見込みだ。しかし新型コロナの影響で、21年には一気に80万人台を割るとの試算がある。

 妊婦が自治体に提出した妊娠届の件数は、20年1~10月で計72万7219件。前年同期比で5・1%減少した。妊娠届は母子手帳の交付や妊婦健診など母子保健サービスを受けるために必要で、法的義務はないものの、9割以上の妊婦が提出する。出生数に直結するため、21年の出生数が同様に減るのは確実だ。また、…

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