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何度でもはい上がる井上大仁 最後の「びわ湖」は復活への序章

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陸上の全日本実業団対抗選手権男子1万メートルのタイムレースで力走する井上大仁。びわ湖毎日マラソンで復活に懸ける=埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で2020年9月19日、宮武祐希撮影
陸上の全日本実業団対抗選手権男子1万メートルのタイムレースで力走する井上大仁。びわ湖毎日マラソンで復活に懸ける=埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で2020年9月19日、宮武祐希撮影

 滋賀県では最後の開催となるびわ湖毎日マラソン(28日、大津市・皇子山陸上競技場発着)で、リスタートする選手がいる。2時間6分台の記録を持つ実力者ながら、東京オリンピック代表を逃した28歳の井上大仁(ひろと)=三菱重工。5年前の初マラソンの舞台でもある「びわ湖」に懸けるランナーは今、何を思い、次への一歩を踏み出すのか。

 ここ数年、日本代表として国際経験を積んできた井上は、東京五輪代表の有力候補と見られていた。2017年に世界選手権へ初出場。18年にはジャカルタ・アジア大会で日本勢32年ぶりの金メダルを手にした。自己ベストは18年の東京マラソンで出した日本歴代6位タイの2時間6分54秒。スピードと酷暑への対応力を兼ね備え、19年秋の東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」前は、「4強」の一人に数えられた。

「『4強』の時代は終わった」

 だが、MGCは完走者の中で最下位に終わった。五輪代表の最後の1枠を目指した20年の東京マラソンは後半に失速。レース後には「4強の時代は終わりましたね」と、力を出し切った充実感から穏やかな笑みを浮かべた。

 精神的なダメージが懸念されたが、本人はすぐに気持ちを切り替えたという。「(東京五輪は)もちろん出たい気持ちはあったが、これが駄目なら引退だという感じでもなかった」。ただ、…

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