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第93回選抜高校野球 明徳義塾OB、四銀2選手に聞く /高知

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明德義塾時代の生活や甲子園の思い出を語る四国銀行の佐田涼介投手(右)と真田一斗選手=高知市の同行グラウンドで 拡大
明德義塾時代の生活や甲子園の思い出を語る四国銀行の佐田涼介投手(右)と真田一斗選手=高知市の同行グラウンドで

 <センバツ2021>

真田さん 甲子園は空気がいい

佐田さん 勝ちが全て、優勝を

 来月開幕のセンバツに出場する明徳義塾野球部OBには、2020年の都市対抗野球大会ベスト8進出で話題となった四国銀行(高知市)の佐田涼介投手(23)=四万十市出身=と真田一斗選手(23)=京都市出身=もいる。2人の野球への意識の高さと練習量はチームに刺激を与えており、大会ではプレー面でも大きく貢献した。15年の高3時にはそろって夏の甲子園に出場した2人に、明徳義塾での思い出や後輩への期待を聞いた。【聞き手・北村栞】

 ――佐田さんは中高6年間、真田さんは高校3年間を明徳義塾で過ごしました。野球部や寮生活の思い出は。

 佐田さん 真冬に風呂のお湯が出なかったときが何よりもしんどかったですね。あと、寮の外では流れ星がめっちゃ見えました。明徳は山に囲まれてて全く明かりがないんで、流星群の日はすごかったです。

 真田さん 外に段ボール敷いて流れ星を見て、(願いがかなうように)僕は「甲子園、甲子園、甲子園」って言ってました。

 ――社会人になって、明徳義塾での経験が生きているなと感じることは。

 佐田さん (規律が厳しい)明徳での生活より大変なことって無いんですよ。だから何でも耐えられるんです。楽なことなんて無かった。

 真田さん 僕も同じです。

 佐田さん 社会人の大変さはまた違いますけど、それでも明徳と比べれば全然。

 ――15年の夏の甲子園では、初戦で優勝候補だった敦賀気比(福井)を追い詰める熱戦を繰り広げました。印象深いシーンは。

 佐田さん バックホーム。3―0で1点取られるかどうかの場面で真田がバックホームで刺してベンチに帰ってきて、馬淵(史郎)監督と握手してましたからね。そんなの見たことないですよ。

 真田さん センター守っててキャッチャーがめっちゃ大きく見えたのだけは覚えてます。「行っけー!」って投げたらぴったりのところにたまたま。握手されたのはびっくりしました。

 佐田さん ホームラン打っても握手なんかせんよね。褒められたことも高校3年間で2回あるかないかくらいですよ。

 ――改めて、甲子園への思いを。

 真田さん なんか、(自分も)もっと甲子園を楽しめたら良かったなって思います。もう必死やったんで、楽しもうとかはなかった。

 佐田さん 僕は結構楽しめましたけど、1個勝ちたかったですね、やっぱり。

 真田さん (明徳義塾の現役選手らは)いいなあ、甲子園の空気吸えるって。甲子園は全然雰囲気が違います。

 ――今年の明徳義塾で期待する選手は。

 佐田さん ライブ中継で代木(大和投手、2年)が投げているのは見ました。体があるのでもっとスピードが出てくれば同世代で上位を目指せる投手になると思います。もっと上を目指してほしいですね。

 真田さん 僕は(同じボーイズ出身の)米崎(薫暉主将、2年)のプレーばっかり見てました。“明徳の内野手”って感じの、足を使った守備。うまいですね。

 佐田さん 明徳の守備は大学に行ってから見てもうまいなと感じます。

 ――最後に、後輩へのエールをお願いします。

 真田さん (高校生当時の)自分はとにかく必死やったので、後輩には明徳のプライドを高く、自信を持って堂々と戦ってほしいです。

 佐田さん やっぱり勝ちが全てなので、明徳に勝ってほしいです、僕は。

 真田さん 優勝してほしいな。

 佐田さん うん。

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