自民、幹部会の女性陪席構想を凍結 二階氏との意見交換会に変更

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自民党本部=東京都千代田区で、曽根田和久撮影 拡大
自民党本部=東京都千代田区で、曽根田和久撮影

 自民党の野田聖子幹事長代行は22日の記者会見で、二階俊博幹事長が打ち出した女性議員の党幹部会合への陪席構想を当面凍結し、代わりに女性議員と二階氏による意見交換会を開催する方針を表明した。議決権や発言権のない陪席止まりでは「意味がない」との批判が女性議員から相次いだため。二階氏と膝詰めで、あるべき女性起用策について協議してもらう。

 緊急事態宣言が解除され次第、衆参別々に数回に分けて少人数会合を開催する方向だという。野田氏は「直接執行部、幹事長との対話が必要だということが(女性議員から)あったので、意見交換会を近々設けさせていただきたい」と述べた。二階氏も同日の会見で「取り上げるべきご意見はしっかり取り上げてやっていく」と述べた。

 自民党内では東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長による女性蔑視発言を受け15日、党内議員連盟「女性議員飛躍の会」(共同代表・稲田朋美元政調会長)が各種会議への女性起用増を求める緊急提言を二階氏に提出。二階氏はすぐさま16日の党役員連絡会で、総務会など幹部会合に女性議員を数人加えるよう指示した。しかし追加出席する女性議員には議決権や発言権を与えず「オブザーバー出席みたいな形」(佐藤勉総務会長)にする党執行部の方針が伝わると、女性議員や海外メディアから「見学止まりか」などと反発を招く事態になっていた。【野間口陽】

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