大阪桐蔭と智弁学園　昨秋の近畿決勝の再戦が実現　選抜高校野球

　3月19日から阪神甲子園球場で開催される第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が23日あり、智弁学園（奈良）と大阪桐蔭が大会第4日第2試合で対戦することが決まった。

　昨秋の近畿大会決勝を戦った智弁学園と大阪桐蔭が、1回戦で再び相まみえることになった。地区大会では何度もしのぎを削ってきたライバルながら、意外にも甲子園での対戦は春夏通じて初めて。センバツ制覇は智弁学園が1回、大阪桐蔭が3回と大会屈指の実力校同士が激突する。

　昨秋の近畿大会は、智弁学園が7―3で大阪桐蔭を破って優勝。抽選会では最後から2番目にくじを選んだ大阪桐蔭が、空いていた智弁学園の隣を引き当てた。智弁学園の主将の山下は「もしかしたら（大阪桐蔭が）来るかなと思っていたら、本当に来たのでびっくりした」と振り返り、「つなぐ野球で隙（すき）のないプレーをしたい」と意気込んだ。大阪桐蔭の主将・池田は「チームの状態は順調。足を武器に戦っていきたい」と昨秋のリベンジを誓った。【伝田賢史】

全31試合を動画中継

　公式サイト「センバツLIVE！」では、大会期間中、全31試合を中継します（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021）。また、「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/）でも展開します。