ヤクルトの顔、山田に「今季1号」決意の11年目、生まれた変化

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巨人との練習試合の二回、2ランを放つヤクルト・山田 拡大
巨人との練習試合の二回、2ランを放つヤクルト・山田

 プロ野球は23日、オープン戦の開幕戦として予定されていた2試合を無観客の練習試合に切り替えて行い、ヤクルトは5―10で巨人に敗れた。

 2試合目の対外試合で、ヤクルトの顔に「今季1号」が飛び出した。浦添での巨人との練習試合に3番・二塁で先発出場した山田は第1打席で左前打を放ち、二回2死二塁の第2打席は巨人のドラフト1位・平内(亜大)の変化球を捉えて左越えに2ラン。この2打席で退き、「まだ試合勘もないし、その意味ではたまたまかなとも思うけど」と言葉はすっきりしなかったが、開幕に向けて着々と準備が進んでいる様子だ。

 決意を込めたプロ11年目のシーズンに、変化が生まれている。昨オフ、国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留を決め、7年契約を結ぶと同時にキャプテン就任を志願した。

 「陰で頑張ろうと思っていた」というタイプだが、練習試合で二遊間のコンビを組んだドラフト4位の新人・元山(東北福祉大)に助言を送る姿に、高津監督は「前よりも声が出るようになった。大声では決して言わないけど、すごく的確なことを言っている。ぼそっと言うことは増えたかな」とうれしそうに明かす。

 本人は「声を出そうという気はあまりない」とそっけないが、「いろんな人がどんな考え方をしているかが気になるようになった。そういう時に話しかけたり、聞いたりしている」。さらなるステップアップへ、そして4回目の「トリプルスリー」へ、自分で自分の背中を押す新たな挑戦が始まっている。【中村有花】

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