孔子廟の政教分離訴訟 最高裁が違憲判断「宗教に特別の便益」

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那覇市の孔子廟を巡る政教分離訴訟の上告審判決を受け「違憲」「全面勝訴」などと書かれた紙を掲げる原告の代理人弁護士ら=最高裁前で2021年2月24日午後3時37分、玉城達郎撮影
那覇市の孔子廟を巡る政教分離訴訟の上告審判決を受け「違憲」「全面勝訴」などと書かれた紙を掲げる原告の代理人弁護士ら=最高裁前で2021年2月24日午後3時37分、玉城達郎撮影

 那覇市の公園内に設置された儒教の祖・孔子を祭る「孔子廟(びょう)」の土地使用料を市が全額免除していることが、憲法が定める政教分離の原則に違反するかが争われた住民訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は24日、憲法違反と判断した。「免除は特定の宗教に特別の便益を提供していると評価されてもやむを得ない」と理由を述べた。

 政教分離訴訟で最高裁が違憲判断を示すのは3例目で、儒教の施設が違憲とされたのは初めて。裁判官15人のうち14人の多数意見で、7日付で退官した元駐英大使の林景一裁判官は合憲とする反対意見を述べた。

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