足利の山火事、市長「長期戦も覚悟」 避難の住民「近くまで火」

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 栃木県足利市の山林火災は、発生4日目の24日も燃え続け、延焼面積は約50ヘクタールに拡大した。火元の両崖(りょうがい)山(標高251メートル)東側の本城地区では火が民家まで約80メートルに迫り、市は同日、新たに同地区などの105世帯に避難を勧告し、勧告対象は177世帯に広がった。記者会見した和泉聡市長は「けが人を出さず、市民の財産である建物を守る。この2点を念頭に防衛線を決め、人海戦術で対応する」との方針を示した。

 同市災害対策本部によると、この日も朝から陸上自衛隊や茨城県などのヘリコプター延べ7機による上空からの散水や同地区などでの地上からの消火活動が続いた。しかし、延焼は止まらず、南側の西宮町でも民家まで約60メートル、西側の五十部、大岩町でも約150メートルに近づいた。消防車が入れない地域では、消防本部が消防用ホースを連結し、加圧するなどして水を運び、消火にあたっているという。

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