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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第79期名人戦A級順位戦 稲葉陽八段-羽生善治九段 第35局の2

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稲葉反撃

 前期に続いて羽生は黒星が先行している。羽生のA級での戦いは実に19期目(名人9期を除く)を数える。長い棋歴の中で苦しいリーグ展開も経験しているが、後半戦で帳尻を合わせ、A級リーグを負け越しで終えたことは2度しかない。

 ただし、ここ数年、他棋戦を含めた年間勝率が6割を切るようになっている。それ以前の大きな貯金があるため、辛うじて生涯勝率7割を維持してはいるが、若手の台頭が著しい昨今、棋界のレジェンドも新しい時代の波にもまれずにはいられない。

 一方、早いもので稲葉もA級連続5期目を迎えた。初参加の第75期、いきなり挑戦権を獲得し、翌期もプレーオフに絡んだが、その後は白星が思うように伸びない。今期のランクも8位と低く、残留争いには羽生以上の切実感が漂う。

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【第79期名人戦】

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