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私の社会保障論 120年後の医学・医療は=千葉大予防医学センター教授・近藤克則

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 120年前と言えば、今は常識のビタミンも血圧測定も、ほとんどのワクチンや降圧薬などもなかった。日本医学会すら存在しなかった。

 では今から120年後、医学は、どんな発展を遂げているのだろう。来年、創立120周年を迎える日本医学会が、医学・医療のあり方について「未来への提言」を検討している。日本内科学会や日本外科学会をはじめ136分科会の代表らを前に考えを述べる機会をいただいた。

 ほとんどの国で平均寿命は毎年延びている。しかし、3年連続で短くなった国がある。米国である。平均寿命は、2014年から3年連続で短縮し、先進国の中では低位で、新型コロナウイルスによる死亡者数も日本の数十倍だ。

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