「歴史的緊急事態」なのに…コロナ対応で議事録作成義務は4件

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
有識者らを集めて行われた「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」=厚生労働省で2020年4月22日午後2時21分、宮武祐希撮影
有識者らを集めて行われた「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」=厚生労働省で2020年4月22日午後2時21分、宮武祐希撮影

 政府が新型コロナウイルスへの対応を「歴史的緊急事態」に指定したことに伴い、公文書の作成・保存を徹底する対象とした会議19件のうち、発言者や発言内容を明記した議事録などを作成するよう義務付けたのは4件にとどまることが、毎日新聞の情報公開請求で判明した。残る15件は、進捗(しんちょく)状況や確認事項などを記載した文書の作成のみで済むという。事後の検証に支障を来す恐れもあり、政府の政策決定の「透明性」に疑念が生じそうだ。

 政府は感染拡大を受けて2020年3月、新型コロナ対応を公文書管理ガイドラインに基づく「歴史的緊急事態」に初めて指定した。後世に経緯や教訓の記…

この記事は有料記事です。

残り1118文字(全文1399文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集