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通学や仕事をしながら家族の介護・世話をする子ども「ヤングケアラー」を支援するため、厚生労働省は対策を推進するプロジェクトチーム(PT)を発足させる方針を固めた。山本博司副厚労相をトップに文部科学省も加わり、福祉、医療、教育が連携して支援の在り方を議論する。国レベルでヤングケアラー対策に乗り出すのは初めてで、支援の具体化に向けた一歩になることが期待される。
ヤングケアラーは負担が過度になれば、学業や人格形成、進路などに深刻な影響が出るとされる。子どもたちが孤立するケースが目立つが、家庭の事情が周囲に伝わりにくいため、実態解明や対策が遅れてきた。
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