「聖徳太子立像」の胎内に菩薩半跏像 奈良国立博物館が発表

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聖徳太子立像の胸部のCTスキャン画像
聖徳太子立像の胸部のCTスキャン画像

 今年で没後1400年を迎えた聖徳太子ゆかりの「成福寺(じょうふくじ)」(奈良県斑鳩町)に伝わる国重要文化財「聖徳太子立像」(高さ約84センチ、13世紀)をX線CTスキャンで調べたところ、胎内から木造の「菩薩半跏(ぼさつはんか)像」(高さ約6・5センチ)が見つかった。調査した奈良国立博物館が25日、発表した。

 聖徳太子立像は、16歳の太子が父用明天皇の病気の回復を願って祈りをささげる姿とされる。菩薩半跏像は宝冠をかぶり、右手のひらを頰に近づけ左足を垂らして座る姿で、太子の建立と伝わる「四天王寺」(大阪市天王寺区)の本尊「救世(くせ)観音像」と同じポーズだった。また、一般的な「如意輪観音」と同様、岩をかたどった台座に安置されていた。

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