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政府、固執したワクチン接種「4月開始」 遅れ批判回避に躍起

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高齢者役の市職員(左)の腕に「ワクチン接種」に見立てて注射器を当てる看護師役=群馬県の渋川市民会館で2021年2月24日午後1時40分、庄司哲也撮影
高齢者役の市職員(左)の腕に「ワクチン接種」に見立てて注射器を当てる看護師役=群馬県の渋川市民会館で2021年2月24日午後1時40分、庄司哲也撮影

 政府は新型コロナウイルスワクチンの65歳以上の高齢者への優先接種を4月12日から一部で開始するが、ごく少数に限られそうだ。海外からのワクチンの安定的な供給が見込めず、全国での本格的な接種は4月26日からの週になる見込み。国民のワクチンへの関心と期待が高まる中、当初「4月1日以降」としていた日程が遅れ気味となっていることへの批判を避けようと、「4月開始」にこだわった。

 「最初に決めたことを金科玉条のごとく守ればできるというものではない」。河野太郎行政改革担当相は25日の衆院予算委員会で、接種方法やスケジュールが定まっていないと指摘した立憲民主党の後藤祐一氏に対し、語気を強めて反論した。

 高齢者に先立ち始める医療従事者への接種は、想定より約100万人増えて約470万人に上ることが判明した。このため4月12日からの高齢者への試行的な接種は、医療従事者らに対する2回目の接種と並行して進めざるを得なくなった。

 それでも一部高齢者への接種と全市区町村への発送については、4月開始の日程を示せたことで、政府内には安堵(あんど)感が漂う。河野氏は24日の記者会見で「4月から始められるのでよかった」と述べた。

 ただし、…

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