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びわ湖に挑む遅咲きのランナー高久龍 急成長の裏に「鉄紺の絆」

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最初で最後のびわ湖毎日マラソンで初優勝を目指すヤクルトの高久龍=埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園内で2020年11月3日、吉田航太撮影
最初で最後のびわ湖毎日マラソンで初優勝を目指すヤクルトの高久龍=埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園内で2020年11月3日、吉田航太撮影

 男子マラソン界に、2024年パリ五輪での活躍が期待される遅咲きの選手がいる。20年3月の東京マラソンで日本歴代4位の好タイムを出した28歳の高久龍(ヤクルト)だ。28日に滋賀県で開催されるびわ湖毎日マラソンには、出場選手でトップの持ちタイムで臨む。急成長の裏には、目標とする先輩との「鉄紺の絆」があった。

 自然が豊かな栃木県那須塩原市で生まれ育ち、陸上を始めた中学時代からロードレースが得意だった。栃木・那須拓陽高で脚力を磨き、「鉄紺」のユニホームで知られる東洋大に進学。3年生だった14年には箱根駅伝8区で区間賞を獲得し、総合優勝に貢献した。

「自分を超える」異例の合宿

 15年春に入社したヤクルトでは、けがが相次いだこともあり、目立った成績を残せなかった。転機は18年2月。別府大分毎日で初めてマラソンに挑戦し、2時間12分12秒で7位入賞を果たした。その後は国内外でマラソン経験を重ね、19年9月の東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権を獲得。しかしサブテン(2時間10分切り)は達成できなかった。

 飛躍のきっかけは、理屈ではなかった。…

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