ローマ教皇、3月5日からイラク初訪問 イスラムとの融和演出か

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フランシスコ・ローマ教皇=東京都大田区の羽田空港で2019年11月26日、手塚耕一郎撮影
フランシスコ・ローマ教皇=東京都大田区の羽田空港で2019年11月26日、手塚耕一郎撮影

 フランシスコ・ローマ教皇(84)は3月5~8日、イラクを公式訪問する。歴代教皇のイラク訪問は史上初。外遊自体も2020年春に新型コロナウイルスの世界的流行が始まって以降では初めてで、19年11月の訪日以来となる。イラクの首都バグダッドでは今年1月、約30人が死亡する自爆テロが起きるなど現地の治安は依然として不安定で、厳戒下の訪問となりそうだ。

 イラクでは人口約3800万人の大半がイスラム教徒だが、キリスト教徒も数十万人が暮らす。湾岸戦争時にフセイン政権の外相を務めたアジズ元副首相(15年死去)もキリスト教徒で、「外交の顔」として流ちょうな英語を駆使した。一方、過激派組織「イスラム国」(IS)がイラクの一部で台頭した14~17年には、IS支配地域で多くのキリスト教徒も殺害されるなどの迫害を受けた。教皇は今回の訪問でイスラム教との融和を演…

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