溶けにくい高純度マグネシウム 骨折治療に光 ネジ製造大手など開発

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日東精工などの産学グループが開発した高純度マグネシウムを用いた体内固定用ネジの試作品(骨格模型の表面上の部品)=京都府綾部市で2021年2月18日午後2時43分、佐藤孝治撮影
日東精工などの産学グループが開発した高純度マグネシウムを用いた体内固定用ネジの試作品(骨格模型の表面上の部品)=京都府綾部市で2021年2月18日午後2時43分、佐藤孝治撮影

 ネジ製造大手「日東精工」(京都府綾部市)と京都府立医大、富山大などのグループは、マグネシウムを高純度化し、体内で溶けるまでの時間をこれまでより長くする技術の開発に成功した、と発表した。骨折の治療で骨をつなげる部品の素材に活用すれば、体内でゆっくり溶けるため、患者の負担緩和が期待される。今後、固定用のネジやプレートなどの開発に着手する。

 マグネシウムは体内に存在する元素で、体の中で分解されても安全性が高い。しかし、すぐに溶け始め、骨折した部位の固定に利用しても、治る前に部品として機能しなくなるのが課題だった。

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