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在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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米海軍ヘリ「シーホーク」 渋谷駅、東京タワー周辺で低空飛行

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東京・渋谷駅前の渋谷センター街上空を、日本のヘリであれば航空法違反にあたる低空で通過する米海軍ヘリ「シーホーク」(写真右上)。ヘリの奥側にある黒いビルは高さ約111メートル。左下には東急百貨店本店が見える=東京都内で2020年12月17日午前11時35分ごろ、大場弘行撮影(写真は動画から)
東京・渋谷駅前の渋谷センター街上空を、日本のヘリであれば航空法違反にあたる低空で通過する米海軍ヘリ「シーホーク」(写真右上)。ヘリの奥側にある黒いビルは高さ約111メートル。左下には東急百貨店本店が見える=東京都内で2020年12月17日午前11時35分ごろ、大場弘行撮影(写真は動画から)

 在日米軍のヘリコプターが首都・東京で日本のヘリであれば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、米海軍ヘリ「シーホーク」が渋谷駅周辺の繁華街や浜松町周辺のオフィス街で低空飛行をしている様子を毎日新聞が計5回確認した。大勢の人が行き交う渋谷センター街近くを低空で通ったり、東京タワー周辺を蛇行したりする飛行もあった。米陸軍ヘリ「ブラックホーク」が新宿上空などで低空飛行する様子も確認されており、都心の広範囲なエリアで危険な飛行が常態化していることが判明した。

 毎日新聞は昨年7月から都心を一望できる都庁第1本庁舎展望室(新宿区)など高さ200メートル級の複数地点から調査した。

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