栃木・足利の山火事 消しても飛び火 消防団員「切りがない」

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一部が避難勧告の対象になった本城地区。山林からの白煙がもやのように流れる=栃木県足利市本城で2021年2月26日午後0時47分、竹田直人撮影
一部が避難勧告の対象になった本城地区。山林からの白煙がもやのように流れる=栃木県足利市本城で2021年2月26日午後0時47分、竹田直人撮影

 栃木県足利市の山火事は、発生6日目となった26日も延焼を続けた。火災発生直後から4回にわたり、白煙が立ちこめる山中に入った消防団員が取材に応じ、「1カ所消してもまた別の所から火が出て、本当に切りがない」と難航する消火活動の様子を語った。

きつい勾配に「足がパンパン」

 「大量に散らばっている落ち葉がよく燃えるので、飛び火がそこらじゅうで起きてしまう」。現場で放水作業に当たっている足利市消防団第2分団長の本間貢さん(53)は、山林火災を抑え込む難しさをこう語る。

 本間さんの1回目の出動は、発生間もない21日午後3時半過ぎ。「林野火災発生」との一報を受け、約30人の団員らと両崖(りょうがい)山の東側斜面に出動した。だが火は見えず、最初に火災が確認された西宮町へと移った。すぐに放水に取りかかり、日付が変わる22日午前0時までホースを握り続けた。

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