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菅首相長男接待

総務省幹部が「東北新社」に勤める菅首相の長男から接待を受けていた問題。特別扱いの構図が浮かび上がりました。

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総務省幹部接待、立件の可能性は? 職務上の権限、金額がカギに

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山田真貴子内閣広報官=国会内で2021年2月25日、竹内幹撮影
山田真貴子内閣広報官=国会内で2021年2月25日、竹内幹撮影

 総務省幹部が菅義偉首相の長男正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」側から接待を受けていた問題で、市民団体が26日、「一連の飲食接待は贈収賄容疑に当たる」とする告発状を東京地検特捜部に提出した。官民の癒着ともいえる接待が汚職事件に発展したケースは過去にもあった。今回も可能性はあるのか。

 総務省によると、谷脇康彦総務審議官や山田真貴子内閣広報官(元総務審議官)ら12人は東北新社側から2016年7月~20年12月、1人で最大約11万8000円分の接待を受けた。告発状によると、山田氏らは収賄、接待した側の4人は贈賄の疑いがあるとしている。

 民間企業が官僚を接待漬けにしていたともいえる構図だ。過去には、こうしたもてなしや送迎が賄賂に当たるとして汚職事件化した例がある。

 1998年に発覚した旧大蔵省の接待汚職事件では、大蔵官僚4人が約810万~約340万円相当、18年発覚の宇宙航空研究開発機構(JAXA)を巡る汚職事件では、文部科学省幹部が約150万円相当の接待などをそれぞれ受け、いずれも有罪判決が確定している。

 ただ、接待があっただけでは事件にはならない。…

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