小腸機能、大腸に再生 栄養吸収、ラットで成功 慶応大など

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ラットの大腸組織を使い、小腸の機能を再生する実験に取り組む小林英司・慶応大特任教授(右)ら=小林特任教授提供
ラットの大腸組織を使い、小腸の機能を再生する実験に取り組む小林英司・慶応大特任教授(右)ら=小林特任教授提供

 栄養の吸収を担う小腸の機能を大腸を使って再生することに動物実験で成功したと、慶応大などのチームが25日、英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。病気で小腸を切除し、栄養吸収が十分にできなくなった場合の根本的な治療法は現在、小腸移植しかない。研究チームは「構造が複雑で不可能と言われてきた小腸の再生医療につながる可能性がある」と話す。

 小腸は栄養や水分を吸収する生命維持に欠かせない臓器。表面が絨毛(じゅうもう)と呼ばれる長さ約0・5ミリの突起で覆われており、そこから栄養などを吸収している。

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