連載

震災10年を語る

東日本大震災からまもなく10年。被害が大きかった自治体の首長に、復興の進捗や直面する課題などについて聞きました。

連載一覧

震災10年を語る

佐藤光樹・塩釜市長 魚市場の価値向上へ 市制80年、再興の契機に /宮城

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
佐藤光樹・宮城県塩釜市長=同市役所で2021年2月24日、滝沢一誠撮影
佐藤光樹・宮城県塩釜市長=同市役所で2021年2月24日、滝沢一誠撮影

 ――ハード面の復興の進行状況は。

 ◆2020年度は市が立てた10カ年の復興計画の最終年度で、主な事業は完了した。離島・浦戸諸島の護岸工事や防潮堤建設が残っており、来年度中に終わらせたい。中心部の海岸通地区の再開発は商業テナントが埋まらず、今後の展開を事業者と話し合っている。

 ――主力産業の水産業や水産加工業の現状をどう見ますか。

 ◆東京電力福島第1原発事故の風評被害で販路を失い、現在も震災前の8割前後にとどまる。市魚市場の水揚げ額は1992年に500億円を超えたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で過去最低の76億円。このままではじり貧だ。

この記事は有料記事です。

残り840文字(全文1113文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集