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春に挑む・東海大菅生センバツへ

選手紹介/6 橋本唯塔内野手(2年) 躍動、富山の家族に /東京

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橋本唯塔(ゆいと)内野手(2年)

 俊足で広い守備範囲と、広角に打ち分ける打撃が特長だ。

 中学時代の経験が生きている。高校野球を視野に硬球を扱いたいと考えたが、自宅から通えるシニアのチームは週末しか活動がなかった。ならば脚力を鍛えようと陸上部に入部。平日は部活動、土日は野球に打ち込んだ。陸上短距離では記録を100メートル11秒4に伸ばし、野球でもシニアチームの主将を務めた。

 そんな「二足のわらじ」を履く日々を家族が支えた。部活動から帰った後、いつも祖父が打撃練習に付き合ってくれた。

 地元の富山県から遠く離れた東海大菅生に進学するきっかけは2017年の夏の甲子園。富山代表の高岡商との試合をテレビで見て、粘り強い野球に感動。「自分もここでプレーしよう」と決めた。

 憧れのユニホームでの晴れ舞台。「最大限のプレーで恩返ししたい」。躍動する姿を遠く離れた家族に届ける日が近づいてきた。【林田奈々】=随時掲載


 「足を使ってかき回し、プレッシャーをかける」。右投げ左打ち。170センチ63キロ

〔都内版〕

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