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コロナ下、サイバー攻撃多発 二つのウイルス、猛威 米病院、身代金1.2億円支払い

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 新型コロナワクチンの開発、製造、輸送を狙ったサイバー攻撃が世界で多発している。どんな手法を使い、誰が何の目的で攻撃を仕掛けているのか。卑劣な攻撃への対処策はあるのか。被害に遭った時の対策を含め、現状と対策を探った。【会川晴之、永山悦子】

 「毎日、毎分のようにサイバー攻撃を受けている」。新型コロナワクチンを開発する米ジョンソン・エンド・ジョンソン幹部は2020年12月、サイバー専門家の会合でこう語った。サイバー攻撃によってワクチンの情報を盗まれた欧州医薬品庁(本部オランダ)のケースでは、盗まれた情報が文脈を無視し、切り貼りした形でネットに公開された。専門家は「ワクチンへの信頼性を落とす狙いでは」と見ている。

 毎日新聞が国内のワクチン開発企業5社にサイバー攻撃の状況を調査したところ、被害があったとの回答はなかったが、不審な動きは確認されており、セキュリティーレベルを上げるなどの対応が取られていた。

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