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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第79期名人戦A級順位戦 稲葉陽八段-羽生善治九段 第35局の4

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攻防手[後]2四飛

 稲葉が8八にいた銀を立ち、成銀取りをかけた図の局面。駒割りは角と金銀の2枚換えで後手がいい。だが、玉頭に穴が開いた後手玉も安全とは言い難く、そもそも成銀取りの応接が悩ましい。

 局後に羽生は、図から放った[後]6八金を悔やんだ。ここは成銀取りに構わず[後]5四金が勝ったかもしれない。以下[先]7八銀[後]6五金[先]7七角[後]8四飛と目障りな歩を払ってしまえば、歩切れの先手は指し手が難しい。

 とはいえ、本譜も形勢を損ねたわけではない。[後]6八金の王手で手順に成銀にヒモをつけ、攻防に手厚く[後]6四銀と投入した。桂を取れば[後]3六桂の王手飛車がある。

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【第79期名人戦】

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