特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

CONNECT・つなぐ

苦悩の現場/下 有望人材の発掘停滞 「強化の時間、短くなる」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
コロナ禍で開催された2020年度のJ-STARプロジェクトで握力測定に挑む参加者
コロナ禍で開催された2020年度のJ-STARプロジェクトで握力測定に挑む参加者

 東京パラリンピックで高まった機運を大会後も維持、発展させるのがパラスポーツ界の悲願だ。だが、新型コロナウイルスの感染拡大は、そんな切なる願いにも暗い影を落としている。

 マスクにフェースシールド姿のスタッフが、車いすや義足で短距離を走る子供たちを見守っていた。2020年11月、横浜市の障害者スポーツ文化センター横浜ラポールでは、オリンピック・パラリンピックの有望株を発掘、育成する国家事業「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)」の測定会が行われていた。22人の障害者が参加したこの会は、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)が初めて主催した。

 前回の測定会に続いて参加した東京都江東区の高校2年、増田汐里さん(17)は「握力の数値が上がっている」と笑みを浮かべた。生まれつきの二分脊椎(せきつい)症で車いす生活を送る増田さんはパラカヌーで日本協会から強化育成指定を受けているが、平日は水泳や陸上にも打ち込む。「カヌーでパラリンピックに出たいけど、他競技でも日本代表になりたい」と貪欲さをみせる。

この記事は有料記事です。

残り966文字(全文1430文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

あわせて読みたい

注目の特集