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増える在宅診療 支える「しろひげ」 最期まで寄り添う

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「しろひげ在宅診療所」の山中光茂院長(左奥)が自宅を訪れ、安らかな表情を見せる浜田純一さん(左)と笑顔の妻澄子さん(右)。右奥は長男聡さん=東京都江戸川区で2021年1月25日、喜屋武真之介撮影
「しろひげ在宅診療所」の山中光茂院長(左奥)が自宅を訪れ、安らかな表情を見せる浜田純一さん(左)と笑顔の妻澄子さん(右)。右奥は長男聡さん=東京都江戸川区で2021年1月25日、喜屋武真之介撮影

 「うちに帰れて良かったね」。「しろひげ在宅診療所」の山中光茂院長(45)が声をかけると、末期がんで自宅療養する浜田純一さん(89)が安らかな表情を見せ、妻澄子さん(84)も「幸せよね」とほほ笑んだ。新型コロナウイルスの流行により多くの病院で面会制限が続く中、在宅診療を選ぶ患者が増えている。

 同診療所は2018年に東京都江戸川区で開業し、現在は常勤医師7人で24時間365日体制の訪問診療を行う。医師1人当たり1日に十数人の患者の自宅を回るが、国内で新型コロナ感染が広がり始めた1年前と比べ、診る患者数は全体で倍の800人近…

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