奈良の寺社、コロナで消防査察の中止相次ぐ

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新型コロナウイルスの影響で参加人数を減らし行われた法隆寺の防火訓練=奈良県斑鳩町の法隆寺で2021年1月26日午前10時40分、藤井達也撮影
新型コロナウイルスの影響で参加人数を減らし行われた法隆寺の防火訓練=奈良県斑鳩町の法隆寺で2021年1月26日午前10時40分、藤井達也撮影

 各消防本部が消防法に基づき毎年実施している店舗や文化財などへの立ち入り査察が、新型コロナウイルスの警戒段階の引き上げに伴い、ほとんど実施できない状況が続いている。国宝の寺社が数多くある奈良市でも、毎年文化財防火週間(1月23~29日)に実施している寺社への査察や訓練は全て中止に。今のところ火災の増加にはつながっていないが、各消防の担当者は「何かあってからでは遅い。何とか再開の手立てを考えたい」と話している。【稲生陽】

 奈良県内では奈良市と生駒市がそれぞれ消防本部(消防局)を持ち、その他37市町村は県広域消防組合(本部・橿原市)がカバー。各消防は火災・救急出動などのほか、年間計画に合わせて店舗や医療機関など人が集まる施設の避難経路や消防設備について、毎年定期的に点検している。

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