特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

関西の宣言解除前倒し 市民は「妥当」「感染者の急増心配」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
2月末の緊急事態宣言解除が決まって初めての週末を迎えたJR大阪駅前。多くの人が行き交っていた=大阪市北区で2021年2月27日午後1時12分、田畠広景撮影
2月末の緊急事態宣言解除が決まって初めての週末を迎えたJR大阪駅前。多くの人が行き交っていた=大阪市北区で2021年2月27日午後1時12分、田畠広景撮影

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が、大阪、兵庫、京都を含む6府県は28日までで解除される。「経済を回すためには妥当なタイミングだ」「気が緩んで一気に感染者が増えないか心配だ」。予定より1週間の前倒しに、市民からは賛否の声が聞かれる。

 不動産会社で飲食店向け賃貸に携わる兵庫県宝塚市の男性(62)は「感染者数も減ってきた。経済を回すことが大事な段階ではないか」と話す。コロナ禍のためか空き店舗が増え、借り手が現れないケースが多いという。「徐々に経済がむしばまれている。これから暖かくなることも考えると解除は妥当だろう」

 緊急事態宣言下でも妻と昼間にスーパー銭湯を利用してきたという京都市上京区の藤木康男さん(87)も解除の前倒しを「問題ない」と肯定。「京都には感染防止のための決まりを守る人が多いように思う。解除後も感染者の急増はないのではないか」と語る。

この記事は有料記事です。

残り887文字(全文1265文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集