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コロナ禍で変わる就活 「売り手市場」一転「浪人も覚悟」

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今春の卒業を間近に控えた学生向けの合同企業説明会には多くの学生らが参加した。対面方式を諦め、オンラインで説明する企業もあった=東京都渋谷区で2021年2月16日午後2時15分、川村咲平撮影
今春の卒業を間近に控えた学生向けの合同企業説明会には多くの学生らが参加した。対面方式を諦め、オンラインで説明する企業もあった=東京都渋谷区で2021年2月16日午後2時15分、川村咲平撮影

 来春に卒業する大学生らを採用するための会社説明会が1日に解禁された。新型コロナウイルスの感染拡大で就職活動は大きく変わり、採用やインターンシップ(就業体験)はオンラインでの開催が中心になった。学生優位の「売り手市場」も一転しており、学生は不安を抱えながら就職活動に臨む。

 「従来のやり方は通用しない」。昨春から企業まわりなどを始めた東京都内の私立大3年、山口陸太さん(21)は話す。

 これまで参加したインターンシップは30社ほど。しかし、大半がオンラインで、実際に企業に出向いて働く「対面形式」は数えるほどだった。「ネットを通じたやり取りだと、どうしても自分の人柄が伝わりにくいと感じた」と振り返る。

 オンライン化で友人同士の交流も減る中、就職活動に臨む仲間が情報交換できるよう、SNSでコミュニティーの運営もスタートした。友人と連携しながら就活戦線を乗り越えようと考えている。

 リクルートが4516社から回答を得た調査では、来春に大学や大学院を卒業する学生の採用数が前年より「減る」と答えた企業は11・6%で、「増える」と答えた企業(7・7%)を上回った。特に飲食店・宿泊業で厳しい採用状況が浮き彫りになっている。

 卒業を控えた大学4年生のなかには、まだ就職先が決まっていない学生もいる。

 2月中旬、東京都渋谷区の渋谷クロスタワーで開かれた4年生対象の合同企業説明会には100人ほどの学生が集まった。「当社の選考試験があります。ぜひエントリーしてください」。会場に設置さ…

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