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新型コロナ 花火のように夢咲かせて 65発、卒業生を応援 阪南・泉鳥取高 /大阪

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卒業する生徒たちにエールを送ろうと府立泉鳥取高校のグラウンドから打ち上げられた花火=阪南市で、鶴見泰寿撮影 拡大
卒業する生徒たちにエールを送ろうと府立泉鳥取高校のグラウンドから打ち上げられた花火=阪南市で、鶴見泰寿撮影

 コロナ禍の中で卒業する府立泉鳥取高校(阪南市)の生徒らを励まそうと、地元の市民団体や商工会が26日の卒業式の夜、同校のグラウンドから65発の花火を打ち上げた。コロナ対策で「密」にならないよう事前告知しなかったため「シークレット花火」と命名。打ち上げの様子はユーチューブに配信され、企画した市民らは「学校行事が次々中止となってつらかったと思うが、花火を見て明るい気持ちになってほしい」とエールを送った。【鶴見泰寿】

 同校は阪南市唯一の高校。生徒たちは地元の祭りなど地域の活動に積極的に参加している。卒業式も例年は地元の関係者も出席し、一緒に祝ってきた。

 今年はコロナ対策で卒業生や保護者ら以外は式に参加できなかったことから、「卒業する188人に感謝と励ましの気持ちを送りたい」として、花火で地域おこしを図る市民団体「はんなんもりあげ隊 be―fi」が中心となり、今年1月に急きょ「シークレット花火」を企画。同窓会や市商工会など幅広い有志が協力した。

 花火は午後7時過ぎから次々と打ち上げられ、「はんなんもりあげ隊」代表の岩松里奈さん(19)=阪南市=は「前日から心配された雨も夕方にやみ、絶好の花火日和となってよかった」と胸をなで下ろした。

 生徒代表として生徒で1人打ち上げを見守った生徒会長で2年生の脇川世衣(せい)さん(17)は「先輩たちはコロナ禍の中で受験するなど大変な思いをした。体育祭なども中止になったが、この花火が学校の思い出の一つになれば」と話した。

 同校は卒業生が花火を見ることができるよう、録画してユーチューブに配信。峯近卓美校長は「卒業生には夜空に咲いた花火のように、自分の夢を大きく咲かせてほしい」と願いを込めた。

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