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鈴木会長退任の驚き=太田圭介 /静岡

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 スズキを40年以上率いた鈴木修会長(91)が退任する。経済記者の端くれだった筆者にとって、地方中堅メーカーを大企業に育てた中興の祖は気になる存在。遠州地区在住の中央大学同窓会有志は毎年1月、市内のホテルで箱根駅伝をテレビ観戦する。中大OBの修会長が今年も参加したと聞き「引退はまだ先」と思い込んでいたので大変驚いた。

 修氏が自らを「中小企業のおやじ」と呼ぶのは、トヨタ自動車など同業の巨大企業を意識してだろう。47万円の軽自動車「アルト」の開発など、コスト意識の徹底で競争力を高める手法は「小兵」スズキの真骨頂だ。静岡商工会議所の高橋明彦副会頭(鈴与副社長)は25日の記者会見で「『会長が来ると、効率化やコスト削減で必ず厳しい指摘を受ける』と、スズキの海外工場で聞いた」と語った。

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