通販、金融などで相乗効果、利益倍増狙う ヤフー・LINE統合

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記者会見で記念撮影に応じるZホールディングス共同最高経営責任者の川辺健太郎氏(左)と出沢剛氏=東京都港区で2021年3月1日、北山夏帆撮影
記者会見で記念撮影に応じるZホールディングス共同最高経営責任者の川辺健太郎氏(左)と出沢剛氏=東京都港区で2021年3月1日、北山夏帆撮影

 ニュースサイトやインターネット通販の「ヤフー」を展開するZホールディングス(HD)と通信アプリ大手LINEは1日、経営統合を完了させ、計1億人超の利用者基盤を持つ国内最大規模の巨大IT企業が発足した。「日本・アジアから世界をリードする企業」として、身近なサービスをまとめて提供できる「スーパーアプリ」の構築を目指すが、米中の巨大ITが世界を席巻する中、存在感を示せるかが焦点になる。

 「皆様から圧倒的に支持をいただける存在でありたい」。新生ZHDの川辺健太郎社長は1日、記者会見でこう強調した。両社の統合で、通販サイトやコンテンツ配信、金融など幅広い分野で相乗効果を発揮し、競争力を高める考えだ。

 ZHDは、今後の注力分野として、LINEを駆使したネット通販▽人工知能(AI)を活用した飲食予約や旅行予約▽金融・フィンテック▽行政や防災情報のデジタル化、遠隔医療を中心としたヘルスケア――に集中的に取り組んでいく方針を明らかにした。

 ネット通販では、オンライン店舗と実店舗の商品データを連携させ、自分に最適な購入手段を選べる「X(クロス)ショッピング」や、LINEを通じた…

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