特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

あの日、鳴り続けた半鐘 岩手・大槌に震災犠牲者の慰霊施設完成

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
紙粘土で作った越田冨士夫さんの人形(中央)。めいの小川香さんが制作した=岩手県紫波町日詰で
紙粘土で作った越田冨士夫さんの人形(中央)。めいの小川香さんが制作した=岩手県紫波町日詰で

 東日本大震災で甚大な被害が出た岩手県大槌町安渡地区に28日、犠牲者217人を慰霊する施設が完成した。震災当日、町消防団第2分団の越田冨士夫さん(当時57歳)は住民に避難を呼び掛けるため、半鐘を鳴らし続けて亡くなった。震災後、「元の半鐘の代わりに」と愛知県岡崎市の消防団から贈られた半鐘をつるす「半鐘台」と、「あの日を忘れず、未来に語り継ぐ」と刻まれた慰霊碑がお披露目された。【中尾卓英】

 町中央公民館安渡分館前広場で開かれた式典には、自治会や町、消防団から約30人が参加した。越田さんの兄、聖一さん(69)が「カーン、カーン」と半鐘を10回鳴らし、大槌湾に向かって黙とうした。

この記事は有料記事です。

残り564文字(全文853文字)

【東日本大震災】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集