春呼ぶ火の粉に無病息災願う 東大寺「お水取り」本行入り

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 古都・奈良に春を呼ぶ東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)(お水取り)が1日、本行入りした。長さ約6メートルの「お松明(たいまつ)」10本が石段を上った後、二月堂の舞台を駆け巡り、無病息災をもたらすとされる火の粉が欄干から降り注ぐと、マスク姿の参拝者から歓声が上がった。

 大仏開眼と同じ752年に始まった修二会は、戦乱や火災に見舞われても続…

この記事は有料記事です。

残り254文字(全文422文字)

あわせて読みたい

ニュース特集