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「早く元通りに」「しばらく我慢」 宣言解除初日、期待と不安と

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帰宅時間となり、JR博多駅に向かう人たち=福岡市博多区で2021年3月1日午後7時1分、津村豊和撮影
帰宅時間となり、JR博多駅に向かう人たち=福岡市博多区で2021年3月1日午後7時1分、津村豊和撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言は1日、福岡、大阪など6府県で解除された。飲食店に求められた時短営業は緩和され、観光地には遠のいた客足が少しずつ戻り始めた。感染再拡大への不安が引き続き残る中、明るい春は訪れるのか――。

 北九州市門司区のJR門司駅前にある沖縄料理屋「一花(ひとはな)でいご」。沖縄民謡のライブが売りの店だったが、新型コロナウイルスの影響で歌い手を集められなくなり、2020年末にライブを廃止。店の規模を縮小して移転した直後に2度目の緊急事態宣言に見舞われ、一時は休業を余儀なくされるなど厳しい経営が続いていた。

 宣言下で午後8時までだった閉店時間は、1日から午後9時までに繰り下げられた。店主の親泊(おやどまり)トシ子さん(69)は「店への協力金は減額されて4万円になったが、非常に助かる。お客さんが店でのんびり過ごせるよう、早く元通りに戻ってくれれば」と期待を込めた。

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