クーデター1カ月 ミャンマー「不服従」拡大 スーチー氏傾倒、ガンジー思想浸透

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デモに参加するイティンザーマウンさん=本人提供
デモに参加するイティンザーマウンさん=本人提供

 ミャンマー国軍によるクーデターから1日で1カ月が経過した。国民は仕事のボイコットなど「不服従運動」を通じて軍政への抗議を続けるが、治安部隊の発砲などで全土で死傷者は増加。事態打開は依然として見えない状況だ。

公務員もデモ

 「インターネットが遮断され、夜間外出禁止で移動の自由もなくなった。軍事政権下では何の希望もないから、ストやデモをするのです」。デモ主催団体のリーダー、イティンザーマウンさん(25)は毎日新聞助手の取材にそう訴えた。

 1962年から約半世紀にわたり軍事政権が続いたミャンマーでは、過去に何度も反軍政デモが起きている。だが今回のデモは、出勤せずに職場放棄をすることで国軍への抗議の意思を示す「不服従運動」の広がりが特徴的だ。病院で働く医療従事者から始まり、公務員、会社員に拡大。数字の2が五つ並ぶ日に合わせて呼びかけられた2021年2月22日のデモには全土で数百万人が参加したとみられる。

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