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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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津波、台風…岩手・宮古で再開した旅館が考える新しい観光

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<2011年3月11日>津波が閉伊川の堤防を越え、岩手県宮古市役所に迫った=同市役所4階から2011年3月11日午後3時21分、狩野智彦撮影
<2011年3月11日>津波が閉伊川の堤防を越え、岩手県宮古市役所に迫った=同市役所4階から2011年3月11日午後3時21分、狩野智彦撮影

 堤防を越えたどす黒い水が市役所を襲い、そのまま市街地へと流れ込んだ。岩手県宮古市役所4階のベランダから2011年3月11日午後3時21分に撮影した写真には、あふれ出した濁流が車をのみ込む様子が写る。あれから10年。庁舎は解体工事を終え、子供から高齢者までが集える公園に姿を変えようとしている。

 1972年に建設された7階建ての庁舎は2階の床まで浸水した。改修して震災後も使われてきたが、2018年、約1キロ離れた宮古駅近くに新庁舎が建設された。旧庁舎は昨年6月までに解体工事を終えた。

 旧庁舎跡の目の前にあるのが「浄土ケ浜旅館」だ。震災前は今より約700メートル海寄りにあり、津波にのまれた。社長を務める伯母や母ら3人と高台へ逃げて無事だったが、近所の人が亡くなった。

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