広島・河田ヘッドが唱える走塁革命、代名詞「機動力野球」復活へ

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野間に走塁を指導する河田ヘッドコーチ(左)=沖縄市で2021年2月25日午前9時46分、大東祐紀撮影
野間に走塁を指導する河田ヘッドコーチ(左)=沖縄市で2021年2月25日午前9時46分、大東祐紀撮影

 三塁側で選手に話しかけていたかと思えば、その数分後には一塁側で別の選手にアドバイスを送る。プロ野球・広島の河田雄祐ヘッドコーチ(53)=前ヤクルト外野守備走塁コーチ=は球場内を縦横無尽に駆け回り、熱心に指導する。2016、17年に広島の外野守備走塁コーチとしてリーグ連覇に貢献し、参謀として今季4年ぶりに広島に帰ってきた名伯楽が唱えるのは、16~18年の3連覇時の代名詞だった「機動力野球」の復活だ。

 沖縄市で3月1日まで行われた広島の春季キャンプ。2月25日、河田ヘッドは三塁側付近で昨季新人王の森下やエース・大瀬良ら先発投手陣に身ぶり手ぶりを交えて言葉をかけていた。三塁から本塁へのタッチアップの練習で、スタートの切り方や足の動かし方を細かく指導。栗林ら新人3選手にも同じ練習をさせた。

 河田ヘッドは言う。「三塁走者の練習はあんまりしないから、いろいろ説明した。塁に出たら『俺でも何かやったるぞ』という気持ちを持ってくれれば、もしかしたら1点につながるかもしれない」。投手は9人目の野手――。投手、野手の関係なく、全員がしっかり意識を持たなければ、高いレベルの機動力野球は完成しないということだ。

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