連載

放送作家たむらようこの窓辺から

放送作家・たむらようこさんの「身近な体験をズルズル引きずりながら進む作り手の見聞」録。

連載一覧

放送作家たむらようこの窓辺から

改編でも貫く赤ちゃん本位

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
現在、NHKBSプレミアムで放送中の「おとうさんといっしょ」もEテレに引っ越す。放送は毎月第2・第3日曜(5回日曜がある月は、第4日曜も)の午前7時25分から=NHK提供
現在、NHKBSプレミアムで放送中の「おとうさんといっしょ」もEテレに引っ越す。放送は毎月第2・第3日曜(5回日曜がある月は、第4日曜も)の午前7時25分から=NHK提供

 テレビは社会の窓である。今回は、赤ちゃん番組のお話――。

 今春の改編でNHKEテレ「おかあさんといっしょ」の開始が15分早くなります。時代により変化してきましたが、2010年からは午前8時開始に。多くの子育て家庭にとって、時計代わりのように、生活に組み込まれていたはずです。

 それが3月29日から、午前7時45分スタートに変更されるとの発表。正直、戸惑いました。今、朝の赤ちゃん番組は同7時35分の「シナぷしゅ」(テレビ東京系、月~金曜)から、同8時の「おかあさんといっしょ」、その後の「いないいないばあっ!」(Eテレ)と完璧なリレーのように見えていたからです。

 私は一昨年のパイロット版を経て、昨年春にスタートした「シナぷしゅ」のスタッフです。番組の視聴ターゲットは0~2歳。会議には現役のお母さん、お父さんスタッフが、ずらりと並びます。普段は制作部やコンテンツ部、アナウンス部など別々の部署で働いているテレビマンが「赤ちゃんに安心して見せられる番組を届けたい」と志願して集結。会議の雰囲気も他の番組とは一味違います。

この記事は有料記事です。

残り442文字(全文903文字)

あわせて読みたい

注目の特集