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第93回センバツ高校野球

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挑戦の春・’21センバツ専大松戸

第4部 戦力分析/下 流れ譲らぬ、高い守備力 体幹鍛え、制球力に磨き /千葉

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関東大会準決勝の健大高崎戦でマウンドに立った深沢鳳介投手=千葉市稲毛区天台町の県野球場で2020年10月31日、長沼辰哉撮影 拡大
関東大会準決勝の健大高崎戦でマウンドに立った深沢鳳介投手=千葉市稲毛区天台町の県野球場で2020年10月31日、長沼辰哉撮影

 専大松戸は、2020年の県大会と関東大会を通じた10試合のうち、5試合を完封で勝利した。2試合は相手を1点に抑える勝利だった。バッテリーを中心に打たせてアウトをとる守備には、試合の流れをつかむリズム感がある。

 投手陣の中心は右横手投げの深沢鳳介投手(2年)。県大会では制球が定まらずに投球数が多くなったことを踏まえ、フォームを崩さないように体幹を鍛えた。磨きをかけた制球力は関東大会で発揮され、1、2回戦連続で無四球の完封勝利を挙げた。冬はトレーニングを積んで下半身を強化。球速アップと変化球のキレを高めている。

 岡本陸投手(2年)は、県大会の第3代表決定戦の千葉英和戦で相手打線を4安打1失点に抑える好投を見せた。高い制球力と多彩な変化球が持ち味。持丸修一監督の指導でフォームを改良している。「強豪校に勝てるような投球を目指している」と話す。

 投手陣をリードするのは1年生の加藤大悟捕手。マウンドに立つのが先輩であっても、「自分が引っ張っていかないといけない」と冷静な判断で試合を運んでいく。

 内野陣はこの冬、キャッチボールやゴロの処理など基本練習に力を入れた。内野手を指導する小林一也コーチは「強打者を相手にしたときの失策をなくすことが課題」と語る。要所でのミスを減らすため、ランナーを想定した送球練習など、基本にこだわりながら着実に守備力を向上させている。練習中は、試合本番のような緊張感が練習グラウンドを包む。

 「外野の守備も良い形になり、自信がついてきた」と、外野手を指導する清原博城コーチは言う。中堅手の苅部力翔選手(2年)は持ち前の俊足を生かし、外野の守備の要を担う。右翼手の奥田和尉選手(2年)は中学時代に投手経験があり、強肩が武器。風が強い日には甲子園名物のライトからレフト方向に吹く「浜風」を想定して練習している。【長沼辰哉】


県大会・関東大会の投手成績

     学年 試合数 回数     被安打 奪三振 暴投 四死球 自責点 防御率

深沢鳳介 (2)  8   64     49  45  1  23  10  1.41

岡本陸  (2)  4   16回2/3 14  18  0   3   5  2.70

奥田和尉 (2)  1   3回1/3   3   0  0   0   0  0.00

鈴木良麻 (1)  1   3       0   1  0   0   0  0.00

 ※学校の提出資料より

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