プロ野球 「こいつ、大丈夫か」と思われても… G梶谷「逆方向」磨く

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日ごろの打撃練習から逆方向への意識を体に染み込ませる巨人・梶谷=那覇市で2021年2月21日、角田直哉撮影
日ごろの打撃練習から逆方向への意識を体に染み込ませる巨人・梶谷=那覇市で2021年2月21日、角田直哉撮影

 DeNAからフリーエージェント(FA)宣言して巨人入りした梶谷の打撃練習が面白い。本人いわく「こいつ、大丈夫か?っていう練習をずっとしている」。だが、その地味な練習の積み重ねで、昨季はセ・リーグ2位となる3割2分3厘の高打率を残した。プロ15年目を迎えるベテランがたどりついた境地とは。

 「ほとんど引っ張らないようにして、レフト前にばかり打つ練習が成績につながった。(周りが)見ていたら『こいつ、大丈夫か?』っていう打撃練習をしている。お前プロ野球選手かって。一つ覚えで、ずっとレフト前にしか打っていないので」。梶谷の口から気になる言葉が出たのは、1月の自主トレーニング後のオンライン取材だった。

 左打者の梶谷は昨季、DeNAで主に1番を担い、打率以外でも19本塁打、53打点、14盗塁の好成績で、走攻守そろったリードオフマンとして存在感を放った。一方、レギュラーに定着した2014年からは4年連続で10本塁打20盗塁以上をマークしたものの、けがなどの影響から、なかなか安定した結果を残せない時期も長かった。

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