特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

百貨店「井筒屋」、ウーマノミクスに活路 売り場部長は全て女性

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
店の様子を見て回る井筒屋本店の食品部長、吉原真由美さん=北九州市小倉北区で2月15日、久野洋撮影
店の様子を見て回る井筒屋本店の食品部長、吉原真由美さん=北九州市小倉北区で2月15日、久野洋撮影

 地方の老舗百貨店が女性のチカラに活路を開いた。新型コロナウイルス禍の臨時休業や売り上げの減少で窮地に陥る中、主戦場の売り場責任者である部長を全て女性に刷新。男性管理職が多い百貨店業界では極めて異例といえる人事に踏み切った、その狙いとは?

   ◇

 北九州市で創業85年の百貨店「井筒屋」。2月中旬、小倉城近くに位置する本店地下の食品売り場をのぞくと、食品部長の吉原真由美さん(54)が店頭に並ぶ季節の野菜を凝視しながら回っていた。

 吉原さんは2020年9月の人事異動で、それまでの「外商」から食品部長に就任した。紳士服売り場の経験が長く、食品を担当するのは初めて。就任直後、女性従業員が15年間着用してきたエプロンのリニューアルに着手した。首の後ろからひもでつるタイプだったが、肩こりに悩む従業員がいたためだ。「自分も着てみたが、確かに肩がこる。頭痛に悩む従業員もいた」といい、肩にたすき掛けするタイプへの変更を即決。ささいな「改革」だが、従業員からは「制服だから仕方がないと諦めていたが、楽になった」と喜びの声が上がる。

この記事は有料記事です。

残り1433文字(全文1894文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集