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ヤングケアラー~幼き介護

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。重い負担から将来が左右される深刻なケースも。

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埼玉県、ヤングケアラー支援を本格化へ 啓発・相談事業など

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埼玉県庁=内田幸一撮影
埼玉県庁=内田幸一撮影

 埼玉県は4月から、通学や仕事をしながら家族のケアを担う「ヤングケアラー」の支援に本格的に乗り出す。県の2021年度当初予算案に、当事者の子どもや学校関係者への啓発・相談などの事業費を盛り込んだ。他の自治体では、神戸市がヤングケアラーの子どもや若者を支援する専門部署を新設する方針で、行政による支援態勢の整備が始まりつつある。

 埼玉県の予算案では、元ヤングケアラーが学校で出張授業をする「ヤングケアラーサポートクラス」事業に143万円を計上。体験者らによる「語り」と、行政の支援策を説明する2部構成で、高校生や市町村の教育委員会、PTA関係者などを対象とし、21年度に計7回実施する。子どもと学校関係者のヤングケアラー問題への理解を深め、支援環境を整える狙いだ。

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