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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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「誰のせいでも」津波で流された、ひな人形 遺族の絵手紙を再発見

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岩間律子さんが2015年に応募した絵手紙=山口智撮影
岩間律子さんが2015年に応募した絵手紙=山口智撮影

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市の女性が描いた1枚の絵手紙が、遠く離れた和歌山県紀の川市のひな人形展で展示されている。女性の夫は震災で犠牲となり、自宅にあった2体のひな人形も流された。「天国から見守ってね」と夫へのメッセージを添え、2体の人形を描いた絵手紙は2015年、同展の絵手紙募集に応募したもの。入賞せずに埋もれていたが、震災から10年の節目に初めて展示されることになった。

 男雛(おびな)と女雛が描かれている絵手紙には、「誰のせいでもないのです。あの大津波がお雛様も夫も連れて行ったのです」との文字が記されている。通常は髪を結ってある女雛の髪はほどけ、冠もない。

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