東日本大震災10年

命のらせん階段、次代へ 宮城・気仙沼で30人救ったビル曳家計画 所有者「頑張る背中見せる」

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震災遺構として整備するため解体せずに移設する「曳家」が進められている「命のらせん階段」=宮城県気仙沼市で2020年11月23日
震災遺構として整備するため解体せずに移設する「曳家」が進められている「命のらせん階段」=宮城県気仙沼市で2020年11月23日

 宮城県気仙沼市に、外付け階段が東日本大震災時に多くの人命を救ったことから「命のらせん階段」と象徴的に呼ばれる3階建ての鉄骨ビルが残っている。一帯は津波に襲われたが、この階段を上って避難した約30人が助かった。いま、震災遺構として保存するため、建物を解体せずにそのまま移動させる「曳家(ひきや)」が進む。前例のないプロジェクトに挑むビル所有者と曳家職人の姿を追った。

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