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コロナ治療変える?「人工抗体」 各国で開発急ピッチ、予防薬にも 大阪大名誉教授・宮坂昌之さん

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大阪大免疫学フロンティア研究センター招へい教授の宮坂昌之さん
大阪大免疫学フロンティア研究センター招へい教授の宮坂昌之さん

 新型コロナウイルスに感染した米国のトランプ前大統領に投与されて一躍注目を浴びた薬がある。人工抗体製剤だ。医薬界でコロナ治療薬として、熱い視線を集めている「人工抗体」とはいかなるものなのか。免疫学に詳しい大阪大名誉教授の宮坂昌之さん(73)に聞いた。

 じっくり話を聞く前に、そもそも人工抗体って、何それ?

 人は体内に病原体(ウイルスや細菌)などの異物が入り込むと、異常を認識して抵抗し、打ち勝とうとする能力を持っている。それが免疫機能だ。免疫細胞によって異物に反応する「抗体」というたんぱく質が作られる。この抗体が発病を防いだり、重症化を抑えたりする。

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