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保坂和志さん 自由自在な思考の形態 最新小説集『猫がこなくなった』

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 「小説は思考の形態である」と語る保坂和志さんの最新小説集『猫がこなくなった』(文芸春秋)は、身辺雑記がそのまま神や命、時間、記憶という大きな思索に接続する。「小説」について深く考え続ける著者だからこそ書き得た自由自在な作品集。今作にも猫が多く登場し、世界のありようを知らせる触媒の役目を果たしている。

 「話が飛ぶように書く書き方が最近の作風になってきました。身の回りのことから生きる死ぬ、宇宙の話まで行く呼吸が、自然と身についてきた。昔のほうがずっと構えて書いていた気がするんですよね」

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